その1 出発
無職になった記念(!?)に茨城に行く事にした。
旅のお供は専門学校の時から仲良くしてもらっている『すみちゃん』
彼女だったらきっとスカイさん一家を楽しませてくれるだろうと思ったし
私も楽しいから。でもそれ以上に大変な事もあるけど(爆)
集合時間は私の実家に午前7時(ワォ!)
ちゃんと二人とも寝坊せずに集まる事ができた。
でもすみちゃんは蚊ではない何かの虫に夜中腕を刺されたらしく赤く腫れていた。
「大丈夫かっ!?」「大丈夫大丈夫薬持ってきたけ〜ん」なんて話ながら出発。
車中すみちゃんが「うち、お土産ササニシキやめて南蛮往来にした」
ハイハイハイ、ササニシキじゃなくて佐賀錦ね。さっそくかよ!!
福岡空港の近くの民間駐車場に車を預けて、空港は目の前なのに
送迎車で送ってもらった_・)ぷっ
車から降りるときにおじちゃんが「頭、気を付けてね〜」の「ね〜」と同時に
すみさんが頭ぶつけた(爆)鈍い音がした。おじちゃん「あ〜〜あ」(≧m≦)ぷっ!
私は飛行機音痴、すみちゃんは方向音痴((@Д@; アセアセ・・・
「どこだ?どこだ?」と2人でキョロキョロしながらなんとかカウンターを見つけ
手続きすることができた。この時帰りのチケットの手続きまでしてもらったので
後程ややこしい事になってしまった....。
無事に飛行機に乗り込むことができた。
飛行機は怖いのも嫌だけど、嫌いな理由は他にもありやっぱり『暇』な事。
挟んであるカタログに目を通してみたけどそんなもの5分で読んでしまう。
しまった...何か本を買ってくればよかった。
窓際じゃないから外も見れない。
横を見ればすみさんは隣のデブで毛深いおじさんと肘で格闘している。
そういえば乗り込む時に驚いたけど、
この飛行機95パーセントはスーツを着たサラリーマンだ。
女性もちらほらいたけど、私らみたいに誰がどう見ても「遊びに行きま〜す」という
格好の人は見当たらなかった。
約束通り(!?)便所スリッパのようなサンダルを履いていったが
別に恥ずかしくなかった。自分が無職を満喫している証明みたいで逆に嬉しかった。
そうこう考えているうちに、やっとこさ着陸体勢に入った。
すみちゃんに「ちょっと悪い事してやろうか」と言って
一瞬だけシートベルトをはずしてまた装着してみせた。
負けずにすみちゃんも「ちょっと悪い事をしてやろうか」
と一瞬だけ立った_(_△_)ノ彡☆ギャハハ!!バンバン!!
(オマエら何年生だっ!!)
ほぼ予定時刻に羽田へ到着した。